食品トレーサビリティ管理士の検定
事業所において食品トレーサビリティの仕組みを構築したり、食品トレーサビリティに関する初級程度の研修会の講師を務めることができる能力の検定を、2012年から食品トレーサビリティ講習会の受講者に対して実施しています。講習会の教材や演習方法の改善を継続して進めてきた結果、合格率が向上しています。
資格試験の概要
初級: 食品トレーサビリティについての基本的な知識と、その応用能力を、食品トレーサビリティ講習会の1日目の講義により習得してもらい、それを筆記試験により確認します。京都会場・東京会場ともに、1日目の講義終了後に実施しています。
中級: 食品トレーサビリティの仕組みを作る能力を、食品トレーサビリティ講習会の2日目の演習により獲得してもらい、それをレポート試験により確認します。仕組み作りの演習を行う京都会場のみ実施しています。2日目の演習のグループワークの成果を各自でブラッシュアップし完成させて、後日、各自がレポートを提出します。
ユビキタス情報管理: 世界共通物品番号・世界共通場所番号であるucodeを用いて、フードチェーンの各段階で発生する様々な情報を保存し、後からその履歴を追跡する演習を行います。演習の終了後に、筆記試験を実施します。
過去の合格実績
初級: 140名
中級: 34名
ユビキタス情報管理: 32名
※2012~2018年の実績。
講習受講・資格取得者インタビュー